独島研究
2012-09-28


金学俊/著『独島研究』論創社(2012.1) 読んでいます。1/3ぐらい読み終えました。300ページを越える本で、日本語です。
 竹島は韓国領であるとの立場から、その根拠を説明し、合わせて、日本の見解を紹介し、それに対して反論しています。本の論に必ずしもすべて賛成ではないし、不十分と思える論拠もあるけれど、これだけの本を日本で出版することには、敬意を表したい。

 尖閣・竹島・北方領土の問題に関して、日本は、係争各国で、その国の言語で、300ページを越える本を、どれだけ、出版しているのだろう。中国も、尖閣で騒いだ割には、中国の論拠が不十分です。もっとも、ごく最近まで、騒ぐ気はなかったのだから、これは仕方がないかもしれない。ロシアは、北方領土領有の論拠の説明がほとんどありません。軍事的に支配しており、日本の軍事力は脅威ではないのだから、論評する価値もないのかもしれない。
[領土問題]
[本]

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