チベット仏教の美術
2022-09-10


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東京国立博物館では「チベット仏教の美術」開催中です。通常料金で見学できます。
写真は15〜16世紀につくられた父母仏像で性行為中の仏像。

 インド密教のうち、後期密教には性行為をことさらに推奨する傾向を含んでおり、これがチベットにもたらされたため、チベット仏教では性行為中の仏像が多数つくられた。チベット仏教の中には、少女を僧侶が輪姦することが修行とされたり、信者の女性を僧侶が姦淫することなども行われたようだ。
 日本に入ってきた密教には、性行為のエネルギーを中心に据えることは少ないが、現在、真言宗で読まれている理趣経には性行為を推奨する教えが解かれている。このため、かつては、真言立川流のように、姦淫を推奨する教えもあったが、現在の真言宗の中に、そのようなものはない。
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