本ーあいちトリエンナーレ「展示中止」事件 表現の不自由と日本
2020-07-12


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岡本有佳、アライヒロユキ/編『あいちトリエンナーレ「展示中止」事件 表現の不自由と日本』(2019.11)岩波書店
 
 近年、右翼たちが騒ぐようになった。昔も騒がしい右翼はいたけれど、かつての右翼は暴力団の下請けが多かったが、近年の右翼は暴力団とは無関係が多い。
 本書は、右翼や名古屋市長によって中止に追い込まれた、あいちトリエンナーレ「表現の不自由展」事件の経緯を扱ったもの。
 私には、芸術の自由について知識がないので、この件に対して判断できない。
 
 スターリン時代のソ連では、芸術は国家に奉仕するものとされたため、それに反する芸術は排除された。かつて、大月書店の国民文庫からジダーノフ論文の翻訳が出版されていた(党と文化問題)。今の日本は、スターリン体制に近づいてきたのかな。
[本]

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