本の紹介−オウム真理教事件とは何だったのか?
2019-04-26


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一橋文哉/著『オウム真理教事件とは何だったのか? 麻原彰晃の正体と封印された闇社会』PHP研究所 (2018/7)
 
 2018年7月6日、松本智津夫らオウムの主だった幹部の死刑が執行された。本書は処刑後に緊急出版されたオウム事件の解説書。
 第1章・第2章で、松本智津夫の生い立ちから始まって、オウム真理教が凶悪化し、逮捕に至る状況を説明している。オウム真理教暴走の原因については松本智津夫の問題との説と、理系出身の高学歴幹部たちが暴走したとの説があるが、本書は松本原因説に立っている。松本智津夫は宗教を始める前から暴力団幹部と懇意だったこと、詐欺を指南した人がいたことなどの説明がある。第1章には松本智津夫逮捕の様子も詳しい。
 第3章はオウム真理教武装化に対するロシアコネクションの役割。エリツィン時代のロシア最高幹部の一人であるルスラン・ハズブラートフとの癒着関係が指摘されている。
 第4章は村井殺害の話、第5章は国松長官狙撃の話。どちらも詳しいことが明らかになっているわけではない。
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