本の紹介−図説 ユーラシアと日本の国境
2018-12-04


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岩下明裕・他/著・編『図説 ユーラシアと日本の国境』北海道大学出版会 (2014/2)
  
国境についてのいろいろ雑多な話題。
 
国境関連展示を幾度か開催したようで、それらの話を何人もの人が書いているものだから、本にまとまりがない。
第1章は総論で、世界の国境に関する説明。これも、まとまりがない。
第2章は秋野豊の話。秋野は外務省職員として国連タジキスタン監視団に政務官として参加していたとき、タジキスタンで武装集団により射殺された。
第3章は戦前に日露の国境だった樺太と千島のはなしが前半。後半は、八重山と台湾の国境などのはなし。
第4章は沖縄・八重山と台湾・朝鮮関連のはなし。
第5章は文学で第6章がポスターによる国境問題。
第7章が先住民として、極北民族・北米先住民・アイヌの話。
各章間のまとまりもないが、章の中のまとまりもない。よく言えば、話題豊富なのだけれど。。。
[領土問題]
[本]

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